毎年この時期になると、盛久ギャラリーさんで開催される、「木羊日 展」へ行って来た。
寒さの厳しくなる中、このほわほわした展示は、毎度毎度、とても暖かな灯火の様だ、と思う。
今回のテーマは森、との事だったけれど、
現代の森、の合間に、何処かしら太古の息吹が感じられる気がする空間で、ちょっとタイムスリップした気持ちになった。
そこかしこに飾られた、羊毛の標本みたいな、有機的な植物や、
宙にふかふかと垂れているモビールも、その影も、ちょっとした異界に迷い込んだに思えた。
そして、マカプゥみたいな、小鳥ちゃんがめちゃくちゃ可愛かった…!
かぼちゃパンツ履いたみたいなフォルムが、ものすごく可愛かった…!!
小鳥ちゃん達は単独で暮らしている様なので、ぜひ会場で探して頂けたら、と願う。
もちろん、実用的な、愛らしいアクセサリーや、羊毛の特徴を生かしたマフラー等も揃っていて、
いつもながらほこほこした、心暖まる展示だった。
個人的に、ポストカードを2種、連れ帰って来た。
少し鉱石みたいな、無機物を感じる羊さんの眼が、とても印象深い。
それと。
入り口の贈り物のお花の中に、「タビビトノキ」なる植物があって、これがとても艶やかな、天然の青色をしていて綺麗だった。
ご説明によると、ここに実(豆)が入っているらしい。そして、鳥ちゃんに大人気で食べられてしまうらしい。
展示からは脱線するけれど、良いもの見たな。と思ったので、ご報告。
明日までなので、行ける方はぜひ!
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・木羊日 展
場所 盛久ギャラリー(岩手県盛岡市中央通1-1-35)
日時 2019年11月29日(金)〜12月1日(日)
10:00〜17:00 (最終日 〜16:00)
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