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saharaの日常のかきつづりです。
ときどき絵も描いてくかも。
初夏の展示巡り。

またしばらくは陸の民なので、気になる展示へ。

 

まずは、彩画堂さんで6月1日まで開催していた、「ナナイロ展 vol.3」へ。

 

今回は4人の作家さんのグループ展。

4人が4人とも、何処となくダークな感じが漂う作品で、全体的にまとまった感じの展示になっていたと思う。

とはいえ、グロい感じでは無く、やや仄暗い感じ。

心惹かれる作品につられてか、会場はとても賑わっていた。

新作も多かったので、そこも見所だったと思う。
 

もちろん、ダークさよりも綺麗さが際立つ作品も。

という事で今回は、加村なつえさんの羽根しおりとポストカード、キムラアサギさんのポストカードを連れ帰って来た。

 

そして、この展示に参加されていた、marimariさんは今週末から個展があるそう。

こちらも興味あればぜひ。

 

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・marimari・euphoria展
日時/2019年6月8日(土)〜2019年6月30日(日)
   11:00〜16:00 (定休 火・水)
場所/カフェDOMA (岩手県盛岡市鉈屋町10-8)

   もりおか町家物語館内 9:00〜19:00 最終入館18:30

   ※カフェ営業時間外でも、もりおか町家物語館開館中は鑑賞可能。
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その後は、盛久ギャラリーさんで6月2日まで開催していた、「飯坂真紀作品展 五月に手紙の木は孵る」へ。

繊細で心惹かれる風景を描く、言わずと知れた画家さん。

その作品は丁寧で、些細とも思えるモチーフに、愛情の眼差しを持って応えている絵だ。

見逃してしまいそうな風景を一つ一つ切り取った絵は、何処か懐かしさがあり、

行った事がある場所も、そうでない場所も、何故か知っている気にさせる。

その中を旅してみて、自分まで同じ場所に行った気になる、不思議な感覚を覚える展示だった。

 

ここでは、ちょっぴり風刺的な、ヒョウの絵がとても愛らしいポストカードを入手。

この方が絵本を出したら、きっとユーモアに富んでいて暖かな本になりそうだなあ。

叶うなら、それも見てみたい。

| 展示レポート | 19:24 | - | - | pookmark | 昨年の記事
「めぐる文様」展へ。

チラシを見て気になっていた、6月16日まで開催中の、「めぐる文様」展へ行って来た。

結論から言うと、今年に入ってから見に行った展示の中で、一番よかった。

 

 

一瞬何だろう?と思うこの素材は、全部新聞紙。

一部色を付けたりしてるとこもあるけど、殆どは新聞紙そのものの印刷を色として見せている。

作り方も至ってシンプルで、新聞紙を3センチ幅位に切ったのをこよりこよりして、捻ったり集めたりまとめたりしてるだけ。という、本当にそれだけ。なのだ。

 

 

僕は芸術には、2種類あると思っていて、

超絶技巧が過ぎる余り、「どうやったらこんなに凄い作品が出来るのか分からない。」という衝撃を与えるタイプと、

卓越し過ぎて無駄が全て削ぎ落とされ、端から見るとごくごくシンプルに見えてしまい、「凄いけど、これなら頑張れば自分にもやれそう。」と思わせるタイプがある気がする。

 

この展示は明らかに後者のタイプで、凄い事をやってるのにその凄さを一番に感じさせず、

芸術というものの門戸が広い、というか、敷居を低くして、こっちへおいでよ。と手招きしているタイプの様に思えた。

まあ、僕が理想とするのがそっちサイドなので、贔屓目に見ていると言われればそれも否めないが。

 

 

会場の雰囲気は、空間を一杯一杯丁寧に使い込んだ造りで、何処となく奈良美智さんの立体展示の雰囲気に近い気がした。

展示を見に来ているのも、小さな子供さん連れのご家族が多く、動物園や水族館に来ているかの様な、賑やかで和やかな雰囲気だった。

特に、現代美術や彫刻に携わってる人にはぜひ見て欲しい展示。

 

後、場所は街中なんだけど、入口が分かりにくいのでちょっとお気を付けを。

盛岡でも、アイーナとかマリオスとかのホール貸し切って開催して欲しい。

 

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・「めぐる文様」新聞紙から生まれる命

日時/2019年5月3日(金)〜2019年6月16日(日)

   9:00〜18:00 (最終入場17:30)

場所/東奥日報新町ビル3階New’sホール (青森県青森市新町2丁目2−11)

問い合わせ/017-718-1135(平日9:00〜17:00)

*撮影OK

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ちなみに、このホールでの次回の展示は、「エヴァンゲリオン展」。

 

アートディレクターが奇才デザイナー・祖父江慎さんなので、言わずもがないい意味でやらかしてくれそうと言うか、度肝を抜かれる展示になってそう。

…というか、チラシが既に特殊印刷使いまくってて、その意味でもちょっとやばい。文字の使い方も凄くにくいし。

生原画とか設定資料など約300点が初公開だそうな。

前売り限定グッズとかもあるらしいので、気になる方はぜひ。

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| 展示レポート | 23:24 | - | - | pookmark |
「深澤口知美 絵画展 くろのけもの」へ。

「深澤口知美 絵画展 くろのけもの」を見に、カフェDOMAさんへ行って来た。

 

深澤口さんの作品展を訪れるのは、今回が2度目。

展示のタイトルにある通り、動物がモチーフの作品が多くて、動物好きには心惹かれる展示だ。
けもの、と謳ってはいるけど、オオサンショウウオなどのうごうごした感じの動物もいたりして、そういう所も合わせて、とても楽しい展示になっている。

 

合わせ技で他の画材も使ったりしてるんだけど、

日本画をやっている方らしく、日本画独特のくぐもった様な白の入り方と、黒の表情が綺麗な絵を描く方だと思う。

特に残酷で突き放す感じの無い、暖かくて多彩な黒の表現が美しい。
 

その対象が好きで描いてるんだろうな、と思う眼差しが画面に滲んでいるのがいい。

5月31日(金)までなので、気になる方はぜひ。

 

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・「深澤口知美 絵画展 くろのけもの」

場所 もりおか町家物語館 カフェDOMA(〒020-0827 岩手県盛岡市鉈屋町10-8)
日時     2019年5月2日(木)〜5月31日(金)
営業時間 9:00〜19:00 (5月28日休)

(※カフェDOMA営業は11:00〜16:00 火・水休)  

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| 展示レポート | 23:51 | - | - | pookmark |
前後の、2つの展示。

後日談になってしまうけれど、旧石井県令邸さんで開催されていた、2つの展示も見に行って来た。

 

まずは、5月12日まで開催されていた、「雪ノ浦 裕一 澤谷 由子 陶芸展」。

陶芸展とはいうものの、お二方の作品の性格は大分異なっている。

 

澤谷さんの作品は、緻密かつ重厚といった雰囲気。

磁器という質もあってか、軽やかな見た感じの繊細さとは異なり、持ってみると重さがあって、ずっとずっと、鉱石の様な印象を受けた。

そしてとにかく、細やかな文様、というか執拗とも思える描き込みの表現に圧倒される。

結構に大きいサイズの作品もあるんだけど、そのサイズでも密度の度合いが変わらないのが凄い。

とにかく近くに寄って見て、じわじわ味わいたい作品達だ。

 

一方、雪ノ浦さんの作品は、土そのものと対話している様なイメージだ。

まるで雨に濡れた初夏の地面を削ぎ取った様な器や、旧びた街並みを思わせるざらりとした質感の器を中心に、印象の異なる作品が並んでいる。

妖精の様なオブジェの作品は、心惹かれる佇まいで、それでいて無機質な、死の向こう側の気配を感じさせる様に思えた。

何処となく、廃墟の様な空気感があると思う。

個人的には、これ馬油とか入ってそうだなあ、と思った、リスの取っ手の小物入れが可愛かった。

 

そして、5月19日まで開催されていた、「第14回 二科岩手支部展」。

どれもこれもパワーを感じる大作揃いで、当たり前だけど、皆さんの作品のレベルがとても高い。

個性もあって、絵が持つ原始的な魅力が画面から溢れている様に感じられて、

久々に、すっごく「絵を見た」なあ、と思える展示だった。

見に行った方が「よかった」と漏らしていたのも頷ける、濃密な作品ばかりだ。

 

岩手支部の展示は終わったけれど、6月21日からせんだいメディアテークで 、「第5回 二科展東北支部連合展」が開催されるそう。

東北6県の選りすぐり作品として、今回の展示の作品も一部見られるそうなので、気になる方はぜひ。

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| 展示レポート | 22:22 | - | - | pookmark |
ほこほこな春の展示。

今日まで開催中の、盛久ギャラリーさんの2つの展示へ行って来た。

 

まずは1階ギャラリーの、「島見美由紀 陶芸展」へ。

 

島見さんの作品は、誠実で整ってる感じ、なんだけど、ふっと風の通る様な柔らかなフォルムもあって、凄く自然な感じがする器達だ。

やや抽象化された蝶のモチーフの器達や、色選びが艶やかな食器類を中心に、バラエティのある作品が飾られている。

色味があるのでちょっと派手かな、と最初は思うのだけれど、使ってみると生活の場にすっと馴染んでいく、潔さのある感じもたまらない。

 

今回はパステルカラーの優しい、まん丸の小皿を連れ帰って来た。

 

揚げ物を乗せよう。と思ってたけど、他もマグと合わせてソーサー代わりにだとか、ケーキを乗せても良さそう。

野菜炒めとか色味のある食べ物でもまとまってくれそうなので、使いやすい器だと思う。

日常に楽しさが加わるので、普段は大人しめの器好みの方にもおすすめ。
 

そして、お隣の応接サロンで開催中の、「さいとうゆきこ作品展 やまをいだく」へ。

 

新作を含め、自然の風景や登場人物が可愛らしい、童話の世界の一端の様な作品達。

前回は厚塗り、と言うか、ちょっとトーンを抑えた作品が多い様に感じたけれど、

今回は春らしく、うきうきする爽やかな色合いのものが多い様に感じた。

特に猫の絵がとても可愛い。

併せて展示されていた、妹さん作のさりげなくキラキラしたアクセサリーも花を添えていて、尚の事春っぽい感じになっていた。

ちなみにゆきこさんのグッズは、近くの「ひめくり」さんなどでも常設でゲット出来るので、気になる方はぜひ。

 

お二方とも、ふんわりした安心する雰囲気の方なので、相乗効果で暖かな雰囲気の展示になっていたと思う。

こっちもほこほこする展示だった。次回の作品展も、とても楽しみだ。

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| 展示レポート | 08:24 | - | - | pookmark |
動物と、猫と、東京。(その2。)

出掛けたのが2月22日の猫の日付近とあって、、あちこちで猫の展示が開催されていた。

その中からここは!と思っていた2つの作品展へ。

 

まずは、住宅街の最中にある、「shop&gallery cafe 星星峡」さんへ。

 

こちらでは、ななとはち写真展『黒猫と暮らす』を開催中。

 

黒猫シンクロ兄弟の沢山の写真に加え、黒猫の雑貨コレクションと共に、

僭越ながら、ななくん・はちくんをモデルに描いた絵を展示して頂いたのだった。

 

限定グッズも充実していて、猫好きさんにはたまらない空間に仕上がっていた。

カフェながらご飯メニューも充実していて、期間限定の猫メニューもあるので、たっぷりにゃんこ写真を眺めたい方はぜひ。

お邪魔させて頂き、どうもありがとうございました!

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ななとはち写真展『黒猫と暮らす』
2019.2.7(木)〜2019.3.5(火)
日・月・火・木 11:30〜21:00
金・土 11:30〜23:00

場所/shop&gallery cafe 星星峡 (東京都府中市若松町1-26-6 tel 042-334-8208)
*水曜休・不定休あり。ご確認はhttp://seiseikyo.comにて。
*カフェスペースでの展示の為、1オーダーをお願いします。
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それと、伊勢丹新宿店で開催していた、「朧月夜の白河猫船 竹脇 麻衣 作品展」へ。

緩めでキュートな猫達を中心に、ユーモラスなキャラクター達がカラフルな色調で描かれている。

都道府県それぞれの絵があり、

日本全国を猫達が巡って、お土産話を持ち寄る、というのが全体のストーリーの様だ。

竹脇さんは絵本も出されていて、これがまたじーんとするいい絵本なんだけど、

今回の絵は明るくて、カラッとした華やかさでほっとする様な作品が多くて楽しかった。

 

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朧月夜の白河猫船 竹脇 麻衣 作品展
2019.2. 13(水)〜2019.2.26(火)
10:30〜20:00
場所/伊勢丹新宿店本館5階=パーソナルルーム/アート&フレーム (tel 03-3352-1111)
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| 展示レポート | 20:22 | - | - | pookmark |
「沢村澄子展 銀河鉄道の夜」へ。

もりおか啄木・賢治青春館で3月24日まで開催中の、「沢村澄子展 銀河鉄道の夜」を見に行ってきた。

 

書家、と言うのが正しいのだけれど、沢村さんの作品は額に入った様なお決まりの形を取っておらず、

あらゆる平面、そしてそれが成す立体にすらどんどんと溢れ出している様な姿をしている。

まるで呼吸するのと同じ様に文字を扱っている様な自由さで、拓けた世界に出て行く様な作品達だと思う。

 

その様はまるで、雪崩の様に押し出された文字が、展示室中を埋め尽くし、侵食して行く様だ。

空間全体に、文字そのものが持つ力というか、得体の知れないプレッシャーをひしひしと感じる空間が広がっていた。

また、この作品展には、他の現代美術作家さんが、同じく宮沢賢治さんの作品から発想を得た作品も加えられ、文体の中に入り込んだような、少し不思議な雰囲気を味わう事が出来る。

 

僕の想う「銀河鉄道の夜」とは全く違う世界だけれど、その見え方の違いに浸かりに行くのは面白いと思う。

気になる方はぜひ。

| 展示レポート | 21:03 | - | - | pookmark |
たまご、たまご、たまごの展示。

たまごと言ったら、この方。

 

という事で、カフェ DOMAさんで開催中の、

加村なつえさんの個展「Ovo de Revo」を見に行って来た。

 

加村さんは、たまごの殻そのものを使っての作品を作っている方。

滲む様なグラデーションの色彩の美しさや、モチーフの選び方にファンタジックさを想わせるのだけれど、

たまごの殻、ガラス等の繊細な素材に加え、鉄線や鈴等の強固な金属素材も組み合わせてあり、
弱さだけで無く、強さも感じられる2面性も面白い。
 

たまごへの愛情もとても深くて、

生活と制作のライフワークがガッチリ絡み合っているというか、矛盾が無いのが作品にすっくと現れている気がする。

改めて愛するものを作品として形作っていく事の凄さも感じさせる作品達だ。

 

今回は、新作旧作、リアレンジに写真の作品も加わり、以前の展示を見ている方には間違い探しの様でもあったりして、なかなか変化に富んだ面白さのある展示だった。

会期期間も長いし、カフェ営業時間中にはお茶なども出来るので、のんびりするのもおすすめ。

ご興味ある方は、ぜひ。

 

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加村 なつえ 個展「Ovo de Revo」
2018.12.2(日)〜2018.12.24(月)

9:00〜19:00(最終入館18:30)
場所/もりおか町家物語館 カフェ DOMA (盛岡市鉈屋町10-8 tel 019-654-2911)

*カフェ営業時間 11:00〜16:00 (火・水 休)

(カフェ営業時間外でも鑑賞可。)

*最終日は〜16:00まで
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| 展示レポート | 08:21 | - | - | pookmark |
艶やかな展示と、憧れの地と。

素敵な展示のお誘いが続いていたので、雪が散らつく初冬の展示巡りへ。

 

まずは、12月1日(土)まで、第一画廊で開催中だった、「長谷川 誠展 ー道しるべー」へ。

 

スタイラス、という、ジェッソを塗った表面を自作のニードル等で引っ掻いて描写する、という独自の画法で描かれた作品が、ぼんやりと並ぶ。

何処までも白い画面に、鉛色のたどたどしい線が無数に描かれ、

軌跡の様な、日々のささやかな呟きの様な繊細さで、ずんずんと続き、世界を描いていく。

まるで夢の中の様でもあり、

お日様を見続けて、眩んだ目で地上を眺めた時の様な、やや現実感とかけ離れた、けれど確かにそこにある情景を思い浮かばせる様で、

そこに僕は、日常の別な一面を見た気がして、ハッと目を醒ますのだ。

 

僕は長谷川先生の過去の展示、

岩手県立美術館での、暗闇で杉の佇むインスタレーションの空間に、住みたいと思う程心惹かれた人間なので、

今回も白と黒の表現、というよりは、光と陰の共生する関係を、何処までも真摯に突き詰めている様に感じる。

現実と非現実の曖昧な境を、心地良く散歩して行く様な、静かで濃密な、美しい展示だった。

 

そして、本日12月2日(土)まで盛久ギャラリー(さろん)で開催だった、「木羊日展 From now to now and to now」へ。

毎年恒例となっているこの時期の展示。

今回のテーマは「地層」。

 

ふかふかと暖かな羊毛の作品と、何処か落ち着いた穏やかな絵画の作品達に囲まれた、

ほこっと安心する、灯し火の様な展示。

絵を描いたり、ものを創ったり、という行為そのものが、思えば時間の層の様なもので、

そうやって生まれてきた作品達は、化石や地層と同意だとも言える。

そうして結晶化した作品が、一同に揃い多くの人の目に触れる様は、まるで発掘現場にいる様なわくわくした感情で一杯だった。

 

そして、ここで、僕は大変衝撃的な品物と出逢う事になる。

それは…!

!!!!!

な、な、南極の石ー!!

 

今は、全然採って来ちゃ行けないという、石マニアには堪らない素敵アイテム!!

聞けば、親戚の方が(※まだ規制が厳しくなかった時に。今持って帰れるのは写真だけ!)南極観測夏隊員で南極に行った際、お土産に頂いたものらしい。

何て事だ。こんな近くに、憧れのサンクチュアリ、南極に行ってる方が居るなんて!

こんな機会は、南極に行かないともう有り得ないので、お言葉に甘えて触りまくって来た。

流石、地球で最も鉱物学的に研究余地のあるロマンある場所。

火山岩の結晶が、ケイ素分がかなり良く結晶してて、そして良く圧力の掛かった良い石だった。

南極は手付かずな場所が多いので、鉱石も隕石も多いんだよなぁ。行きたい。そして探したい。持って帰って来れなくとも!心ゆくまで石を探して彷徨いたい。

脱線しまくった挙句、南極に行く際にはその方の防寒コートをお借り出来る事になったので、これでもう1つ準備が整ってしまった。

 

そんな私情はさておいて。

今回も、心時めくポストカードと、

白鳥の停車場さんで、一度、首を長ーくしてこっちを見ているのが気になったものの、また。と思っているうちに、いつの間にか養子に行ってしまったのかあ、と思っていた、青い羊さんとここで再会。

2度目となったら、もう家に来なされ。という事でここぞとばかりに運命的に連れ帰って来た。

お陰で、パソコン机の前も賑わいが。

とても長々と、そしてウキウキを、どうもありがとうございました!

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| 展示レポート | 18:57 | - | - | pookmark |
晩秋の展示巡り。

芸術の秋らしく、色々展示を見に行って来た。

 

まずは、盛久ギャラリーさんの2つの展示。

「Tempera Painting Group Exhibits vol.1」は、テンペラ画の教室の作品展。

一見すると、油絵の様にも思えるのだが、てらりとした独特の質感が面白く感じられる。

部分的に金箔が使われているのも特徴の1つだと思うのだけれど、それが派手過ぎず画面に馴染んでいるのも、テンペラ画の特徴らしい。

その上、絵の具も自分で作る、というのが興味深い。

それぞれが自分の心惹かれるモチーフを丁寧に筆に落としていて、ほんわりした暖かな展示だった。

 

そしてお隣の部屋の、「SILVER PORTRAIT」へ。

こちらは昨年同様、彫金を主とした3人の作品展。

同じ素材を使っていても、個々の好みというか、ちゃんとその人の作品に変わっていくのが金属の面白い所だと思う。

指輪やブローチの様な、身につけられる作品が中心なのも嬉しい所。

小さな作品達ながら、細かい所まで作り込んであって、見応えがあった。

 

その後はすぐ近く、建物も旧くて素敵な「岩手県公会堂」へ。

お目当は、「岩手県公会堂文化祭2018」中の、「第3回 フェルトくみあいびえんなーれ」だ。

『岩手の羊毛好きがあつまりました』のご案内の通り、もこもこの、ふっかふっかな作品が沢山並んでいる。

(そして作家さんの中には、羊を飼ってる方達も居る…!!)

 

ここで、お世話になっている木羊日さんから、

見た目もこもこの可愛い作品やら、

 

うっかり目が合ってしまって気になってしまった、

ひつじがりやさんのひつじの顔マスコット?やら、

 

「FELT EGG」さんのキュートなクリーナーやらを入手。

他の方の作品も、もこもこしていてほわほわ暖かくて、寒さが近付くこの季節にほっとする展示だった。

 

ちなみに、

木羊日さんは、11月30日〜12月2日に盛久ギャラリーで「木羊日展」、

ひつじがりやさんは、11月9日〜11月11日に、東京世田谷のUsagi-yaさんの「ひつじ百貨店」を開催するそう。

もこもこ好きはこちらも要チェックだ。

 

後は最後の最後、最終日の「岩手芸術祭美術展」へ。

最終・第4期は「洋画・彫刻」部門の展示だ。

ごくごく個人的には、みんなこんな大きいものを、良く集中力切らさずに取り組めるなー、の一言に尽きてしまうのだが、

その分、一人一人のパワーみたいなものが溢れ出ている作品が多かった様な気がする。

知ってる方が出展してるー、等と思って眺めていると、

同じく見てる方が、全部門出品されてるDJ RIPさんへのざわざわした噂話をしていた。

また、この後は岩手県内各地で巡回展が行われるので、見逃した方はそちらもぜひ。

| 展示レポート | 21:24 | - | - | pookmark |