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saharaの日常のかきつづりです。
ときどき絵も描いてくかも。
たまご、たまご、たまごの展示。

たまごと言ったら、この方。

 

という事で、カフェ DOMAさんで開催中の、

加村なつえさんの個展「Ovo de Revo」を見に行って来た。

 

加村さんは、たまごの殻そのものを使っての作品を作っている方。

滲む様なグラデーションの色彩の美しさや、モチーフの選び方にファンタジックさを想わせるのだけれど、

たまごの殻、ガラス等の繊細な素材に加え、鉄線や鈴等の強固な金属素材も組み合わせてあり、
弱さだけで無く、強さも感じられる2面性も面白い。
 

たまごへの愛情もとても深くて、

生活と制作のライフワークがガッチリ絡み合っているというか、矛盾が無いのが作品にすっくと現れている気がする。

改めて愛するものを作品として形作っていく事の凄さも感じさせる作品達だ。

 

今回は、新作旧作、リアレンジに写真の作品も加わり、以前の展示を見ている方には間違い探しの様でもあったりして、なかなか変化に富んだ面白さのある展示だった。

会期期間も長いし、カフェ営業時間中にはお茶なども出来るので、のんびりするのもおすすめ。

ご興味ある方は、ぜひ。

 

ーーーーーーーーーー
加村 なつえ 個展「Ovo de Revo」
2018.12.2(日)〜2018.12.24(月)

9:00〜19:00(最終入館18:30)
場所/もりおか町家物語館 カフェ DOMA (盛岡市鉈屋町10-8 tel 019-654-2911)

*カフェ営業時間 11:00〜16:00 (火・水 休)

(カフェ営業時間外でも鑑賞可。)

*最終日は〜16:00まで
ーーーーーーーーーー

| 展示レポート | 08:21 | - | - | pookmark |
艶やかな展示と、憧れの地と。

素敵な展示のお誘いが続いていたので、雪が散らつく初冬の展示巡りへ。

 

まずは、12月1日(土)まで、第一画廊で開催中だった、「長谷川 誠展 ー道しるべー」へ。

 

スタイラス、という、ジェッソを塗った表面を自作のニードル等で引っ掻いて描写する、という独自の画法で描かれた作品が、ぼんやりと並ぶ。

何処までも白い画面に、鉛色のたどたどしい線が無数に描かれ、

軌跡の様な、日々のささやかな呟きの様な繊細さで、ずんずんと続き、世界を描いていく。

まるで夢の中の様でもあり、

お日様を見続けて、眩んだ目で地上を眺めた時の様な、やや現実感とかけ離れた、けれど確かにそこにある情景を思い浮かばせる様で、

そこに僕は、日常の別な一面を見た気がして、ハッと目を醒ますのだ。

 

僕は長谷川先生の過去の展示、

岩手県立美術館での、暗闇で杉の佇むインスタレーションの空間に、住みたいと思う程心惹かれた人間なので、

今回も白と黒の表現、というよりは、光と陰の共生する関係を、何処までも真摯に突き詰めている様に感じる。

現実と非現実の曖昧な境を、心地良く散歩して行く様な、静かで濃密な、美しい展示だった。

 

そして、本日12月2日(土)まで盛久ギャラリー(さろん)で開催だった、「木羊日展 From now to now and to now」へ。

毎年恒例となっているこの時期の展示。

今回のテーマは「地層」。

 

ふかふかと暖かな羊毛の作品と、何処か落ち着いた穏やかな絵画の作品達に囲まれた、

ほこっと安心する、灯し火の様な展示。

絵を描いたり、ものを創ったり、という行為そのものが、思えば時間の層の様なもので、

そうやって生まれてきた作品達は、化石や地層と同意だとも言える。

そうして結晶化した作品が、一同に揃い多くの人の目に触れる様は、まるで発掘現場にいる様なわくわくした感情で一杯だった。

 

そして、ここで、僕は大変衝撃的な品物と出逢う事になる。

それは…!

!!!!!

な、な、南極の石ー!!

 

今は、全然採って来ちゃ行けないという、石マニアには堪らない素敵アイテム!!

聞けば、親戚の方が(※まだ規制が厳しくなかった時に。今持って帰れるのは写真だけ!)南極観測夏隊員で南極に行った際、お土産に頂いたものらしい。

何て事だ。こんな近くに、憧れのサンクチュアリ、南極に行ってる方が居るなんて!

こんな機会は、南極に行かないともう有り得ないので、お言葉に甘えて触りまくって来た。

流石、地球で最も鉱物学的に研究余地のあるロマンある場所。

火山岩の結晶が、ケイ素分がかなり良く結晶してて、そして良く圧力の掛かった良い石だった。

南極は手付かずな場所が多いので、鉱石も隕石も多いんだよなぁ。行きたい。そして探したい。持って帰って来れなくとも!心ゆくまで石を探して彷徨いたい。

脱線しまくった挙句、南極に行く際にはその方の防寒コートをお借り出来る事になったので、これでもう1つ準備が整ってしまった。

 

そんな私情はさておいて。

今回も、心時めくポストカードと、

白鳥の停車場さんで、一度、首を長ーくしてこっちを見ているのが気になったものの、また。と思っているうちに、いつの間にか養子に行ってしまったのかあ、と思っていた、青い羊さんとここで再会。

2度目となったら、もう家に来なされ。という事でここぞとばかりに運命的に連れ帰って来た。

お陰で、パソコン机の前も賑わいが。

とても長々と、そしてウキウキを、どうもありがとうございました!

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| 展示レポート | 18:57 | - | - | pookmark |
晩秋の展示巡り。

芸術の秋らしく、色々展示を見に行って来た。

 

まずは、盛久ギャラリーさんの2つの展示。

「Tempera Painting Group Exhibits vol.1」は、テンペラ画の教室の作品展。

一見すると、油絵の様にも思えるのだが、てらりとした独特の質感が面白く感じられる。

部分的に金箔が使われているのも特徴の1つだと思うのだけれど、それが派手過ぎず画面に馴染んでいるのも、テンペラ画の特徴らしい。

その上、絵の具も自分で作る、というのが興味深い。

それぞれが自分の心惹かれるモチーフを丁寧に筆に落としていて、ほんわりした暖かな展示だった。

 

そしてお隣の部屋の、「SILVER PORTRAIT」へ。

こちらは昨年同様、彫金を主とした3人の作品展。

同じ素材を使っていても、個々の好みというか、ちゃんとその人の作品に変わっていくのが金属の面白い所だと思う。

指輪やブローチの様な、身につけられる作品が中心なのも嬉しい所。

小さな作品達ながら、細かい所まで作り込んであって、見応えがあった。

 

その後はすぐ近く、建物も旧くて素敵な「岩手県公会堂」へ。

お目当は、「岩手県公会堂文化祭2018」中の、「第3回 フェルトくみあいびえんなーれ」だ。

『岩手の羊毛好きがあつまりました』のご案内の通り、もこもこの、ふっかふっかな作品が沢山並んでいる。

(そして作家さんの中には、羊を飼ってる方達も居る…!!)

 

ここで、お世話になっている木羊日さんから、

見た目もこもこの可愛い作品やら、

 

うっかり目が合ってしまって気になってしまった、

ひつじがりやさんのひつじの顔マスコット?やら、

 

「FELT EGG」さんのキュートなクリーナーやらを入手。

他の方の作品も、もこもこしていてほわほわ暖かくて、寒さが近付くこの季節にほっとする展示だった。

 

ちなみに、

木羊日さんは、11月30日〜12月2日に盛久ギャラリーで「木羊日展」、

ひつじがりやさんは、11月9日〜11月11日に、東京世田谷のUsagi-yaさんの「ひつじ百貨店」を開催するそう。

もこもこ好きはこちらも要チェックだ。

 

後は最後の最後、最終日の「岩手芸術祭美術展」へ。

最終・第4期は「洋画・彫刻」部門の展示だ。

ごくごく個人的には、みんなこんな大きいものを、良く集中力切らさずに取り組めるなー、の一言に尽きてしまうのだが、

その分、一人一人のパワーみたいなものが溢れ出ている作品が多かった様な気がする。

知ってる方が出展してるー、等と思って眺めていると、

同じく見てる方が、全部門出品されてるDJ RIPさんへのざわざわした噂話をしていた。

また、この後は岩手県内各地で巡回展が行われるので、見逃した方はそちらもぜひ。

| 展示レポート | 21:24 | - | - | pookmark |
「島見美由紀 作陶展」と、寄り道。

ちょっと遠出したい気分も相まって、

仙台の晩翠画廊で10月28日まで開催中だった、「島見美由紀 作陶展」へ行って来た。

 

DMに、「色についての新たな表現を試みており」とある通り、渋いものもビビットなものも含め、色使いのハッキリした作品が並ぶ。

絵柄もキリッとした、面を大きく使っているものが多いのだけれど、

そこにしつこさや押し付けがましさを感じず、個々の強さも感じさせつつ空間に馴染んでいる様は、

ご本人も作品の有り様も、自然体だから、な様な気がする。

自然に生活の中に溶け込んでくる、小さな絵画の様な作品達だ。

 

色々愛らしい作品がある中から、FBで気になっていた、新作の蝶々モチーフのマグを連れ帰って来た。

これは試飲用の試作、との事で、棚に並んでいた子達より幾分小振りなのだが、持った感じの馴染み感が心地良かったのだ。

そして、以前頼んで、紅茶をバリバリ注いでいるポットちゃんとも、いい感じにサイズが合っている。

白赤反転の方も可愛かったし、そっちも一緒に連れ帰ってくれば良かったかなー、とも思ったり。

これからの展開もとても楽しみ。

刺激的な時間と美しい作品を、どうもありがとうございました!

 

その後、島見さんの作品を含め、作家ものの作品を多く扱うアルブルさんへ。

ここで、宇宙を欠いて留めた様な、ガラスの吊るすオブジェ?と、春の緑を思わせる一輪挿しを見つけてしまう。

大内学さんという作家さんの新作だそう。

他の作品も、揺らぐ様な色調と通る光が煌めく様が美しかったので、こちらもおすすめ。

 

ちなみにアルブルさんでは、11月21日〜26日まで、こちらもお世話になっている「遠藤寿哉 陶展」が開催されるそう。

気になる方は、ぜひ。

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| 展示レポート | 22:22 | - | - | pookmark |
ちまちま展示巡り。

白鳥の鳴き声が聞こえて冬の気配を感じる中、2カ所の展示へ足を運んで来た。

 

まずは、会期を延長し、旧石井県令邸さんで21日まで開催していた「高橋正明・飯塚真紀作品展」へ。

高橋正明さん、ことクラムボンのマスターと、画家の飯塚真紀さんの二人展だ。

 

この展示のそもそものきっかけは、クラムボンの年末の風物詩、「ねこ展」に出展しているマスターの作品をまとめた本、「心象風景 ねこ町のクラムボン」の発売を記念してのもの。

 

マスターの作品は、自由でのびのびとして何処か懐かしく、クラムボンのお店の雰囲気そのままで、

空や山や雲や、コーヒーを焙煎する煙なんかにも猫達が隠れていて、とても賑やかだ。

 

そして、絵のモデルにもなっている猫のまめ太くんは、僕がクラムボンさんで展示していた時に店内に迷い込んで来た猫だったので、そういう意味でも知っているにゃんこの絵だったりもする。


余談だけど、僕は幼い頃に、紺屋町に移る前のクラムボンさんにはよく連れて行って貰っていて、
その頃のお店には、ガラス張りの向こうに小さな庭と池があり、錦鯉が泳いでいた事、
入り口のレジの隣に、手作りクッキーが並んでいた事を朧げな記憶として憶えている。
そして、その頃の曖昧な記憶でいうなら、その頃の看板が、屋根裏にあったやつの方だと思うのだ。
余りに曖昧な記憶過ぎて、そして過去の事をマスターに蒸し返すのも何となく気が引ける様な気がして、聞いてないけど、妙に懐かしい感じがした。

 

加えて、この展示の立役者であり、本の編集者でもある飯塚真紀さんの作品。

旧い建物をモチーフにしている事が多いので、県令邸さんの空気感ともとても合っていて、まるでいつも此処に在るかの様な自然さで溶け込んでいた。

とても暖かで、心地の良い展示だった。

 

そして、10月27日(土)まで開催中の、「ナナイロ展 vol.2」へ。

場所は八幡町の八藝館さん。

 

今回は人数も作品数も増えて、より作品のジャンルにバラエティが加わった感じで楽しい。
個性的な作品が多く、前回の「ナナイロ展」よりも、ずっと刺激的で挑戦的な感じがして面白かった。

初日に伺った所、絶賛途中搬入中だったりもしていたので、おそらくもっと作品数が増えている筈。

遅めの時間まで開催されているので、遅めのおでかけにもおすすめだ。

 

今日・明日はお休み。

水曜からの時間も不規則なので、そこはご注意を。

| 展示レポート | 21:31 | - | - | pookmark |
21挺のストラド様。

この機会を逃したら、もう一生逢えないかも、と思ったので!

齢300年越えの魅惑の美女、ストラド様に逢いに!!

六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催中だった、「ストラディヴァリウス300年目のキセキ展」に行って来たよっ!

 

…少し時間を置いたら冷静になるかと思ったけど、全然そんな事無かったので、その侭の熱量で載せとこうと思う。

 

この展示について、物凄ーくかいつまんで紹介すると、

一挺数億円といわれ、300年以上の経年を経てなお、ヴァイオリンの最高峰と謳われる『ストラディヴァリウス』を、アジア初の規模で、21挺を東京に迎えて展示・デモンストレーションをする。というもの。

 

マスコミの紹介では、バイオリン18挺のほか、ビオラ、チェロ、ギターが各1挺の計21挺で推定210億円!という値段に焦点が当てられがち、なんだけど、

僕としては、その方達の警護、国内外からの(安全な方法での)郵送、そして万が一の為の高額な美術品の保険、等々を考えると、非常に肝が冷える…!よくぞ、こんなハイリスクな展示をありがとう!という気持ちになる。

 

完全に素人目線な感想になるけど、

全部が全部、オリジナルパーツじゃないのも承知の上で、

そして、これだけの年月を超えるという事は、そりゃあ大切に扱われてきたであろうという事実も置いておいて、言うと、

見た感じ、誰もがとても、300年以上経つ「旧い物」という様には思えない。

ただ、よく言われる様に、完璧とも言える美しさはこの時既に完成されていて、

現在、これを越える存在に成り得ない、という事実に、酷く打ちのめされるのだ。


そして、
言うなれば黒のスーツ一択!みたいな、フォルムも材料もほぼフォーマルが決まったヴァイオリンの形状の中で、
いわゆるポケットチーフの様な、遊びやおしゃれ感を出す余地は何処にあるのだろう。という僕の個人的な疑問も、おおよその解答を見つけられたのがとても嬉しかった。

 

糸巻きがやばい格好良い!!(これは多分最近のパーツ。)

 

おしゃれさん糸巻き。

 

おしゃれさん、その3。

 

何気ない?と思いきや、側面にパール象嵌しとる!豪華過ぎ!!

 

みんな、ここを飾るのか…。参考になったなあ。覚えておこう。
 

後、集っている方々も、ドレス姿の明らかに弾く人、プロ・アマ含むヴァイオリン製作者、音大の学生さんらが多くて、

みんなおしゃれで華やかで、社交界に半分、迷い込んだみたいだった。

 

混み混みながら写真撮影OKの展示だったので、雰囲気その他は写真にお任せ。

アンドレア・アマティ 1566年製。

王家の紋章?みたいな感じ。結構薄塗り。

 

実際にプロの製作者さんが作っているのを見られる工房再現。

(しかし混んでいて近くに行くのも一苦労。)

 

ストラディヴァリ直筆の絵柄。

 

象嵌と文様が美しい『ロード』嬢。 1722年製。

 

さっきの直筆の絵柄は、ここに。

 

結構薄ーく描いてあるんだよね。

| 展示レポート | 22:26 | - | - | pookmark |
秋始めの展示巡り。

自分の展示のDMを配る傍ら、気になっていた展示を見に巡ってきた。

 

まずは昨日から開催中の、「旧石井県令邸 art leaves 2018」へ。

 

ちょこちょこメンバーを変えながら、2003年より毎年開催されているグループ展だ。

 

久々の県令邸は、夏の名残で、蔦でもじゃもじゃだった。

 

おおよそ共通点が見出せないメンバーが、それぞれの素材とそれぞれの表現を遂行しているのに、

それが不思議と、建物と相まって、静謐な空気を作っている。

今回は全体的に大作が多く、圧倒的な存在感で降ってくる様な印象の作品が多かった。

 

それと、建物全部(お気に入りのあの屋根裏まで!)を隅々まで見て歩けるいい機会なので、そこもおすすめしておこうと思う。

次の3連休、9月24日(月・祝)・11:00〜18:00(最終日〜17:00)まで。

 

そして、9月27日まで開催中の、「遊ぶ光 うたう色 機廚悄

場所は、アートスペース・ムーニさん。

 

絵画を中心に、現代美術の作品が並んでいる。

作品の一部には、「この作品の〜(部材・技法)は、〜さんから頂きました」という様な書き込みがあって、

それぞれの作家さんの横のつながりや、創意工夫が興味深い。

いろんな表現が凝っていて、面白い展示だ。

少し渋みのある、哲学的な作品が多い印象だったので、興味がある方はぜひ。

 

それと、来月のムーニさんでは、「秋の版画展」も開催される。

今月は、先月の個展「まてまてトランプ」をさせて頂いた「かふぇ がれりあ おはす」さんで行なわれている版画の巡回展だ。

この作品展もとても見ごたえのある作品が沢山出展されているので、

沿岸の方はおはすさんへ、内陸の方はムーニさんで、ぜひ拝見して頂けたらと願う。

 

秋の芸術鑑賞、お好みでどうぞ。

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| 展示レポート | 17:12 | - | - | pookmark | 昨年の記事
「第17回プリン展」終了と、近くと遠くの展示。

まずはお礼を。

8月25日まで開催していたプリン展、無事に終了しました。

ご覧頂きました皆様、クラムボンの皆様、そして会場のまとめ役でプリンも作ってるプリン同盟会長、

どうもどうもありがとうございました!

僕は一足早く金曜日に搬出したので、最終日においでの方々の目には触れなかったかと思いますが、出入り自由な感じもプリン展の面白い所なので、その時に出逢った作品に縁を感じて頂ければ良いのかな、と思います。

2週間、ありがとうございました!!

 

さてさて。

加えて、最近の展示巡りを。

 

まずは5月のグループ展「ナナイロ展」のまとめ役をして下さった、加村なつえさんの初個展「Ovo de Revo vol.01 2018 summer」へ。

卵を食べて、その殻で作品を作るという、もはや生活の一部と言える、たまごオブジェを中心とした作品展。

 

加村さんの作品は、一言で言えば「美しい」が該当するんだと思うんだけど、

それを支えている、青の色相を中心にした世界観だったりとか、

素材に対する揺るぎ無い愛情(ある意味執着と呼べるのかも?)とか、

生と死、というものを凝縮しつつ、僕よりももう少し客観的に死というものの淵に近付き、静観している静けさのバランスが、凄く心強いなと思える作家さん。

ただ単純に綺麗なものって、一瞬で忘れ去ってしまったりするものも多いけれど、加村さんの作品はどこかザワッとする取っ掛かりがあって、心の隅に残り続ける残り香のする様な作品が多い、様に思う。

加えて、も一度言うけど、とても美しいのだ。

 

「ナナイロ展」の時の作品や新作を含め、

意図的に飾ってあるのは分かるけど、分かるけど、プチプチを剥がしてあげたくなるたまごちゃんが居たり。

隅っこまでちょこちょこ気遣って飾ってあったりしてて、そういう探す楽しみにも溢れた展示だった。


ギリギリ会期中に行けたのであれだけど、会期が延長になるかも?との事だったので、まだやってる筈。

気になる方は、ぜひ。

後、野菜多めのヘルシーあっさり系のご飯も美味しかったよ。

 

ーーーーーーーーーー
加村なつえ個展 「Ovo de Revo vol.01 2018 summer」
2018.7.23(月)〜2018.8.18(土)(〜8/18→9/1に延長予定)
11:00〜17:00(お盆休み8.11〜8.15)(祝・日 休)
場所/コミュニティーカフェレストラン つながる台所・Tane

*駐車場あり
ーーーーーーーーーー

 

 

そして、仙台三越のアートギャラリーで27日(月)まで開催中の、「嵯峨 卓 鍛金彫刻展」へ。

 

銅や真鍮やステンレスなど、金属を使って作られた作品展。

 

『鍛金(たんきん)』っていうのは、DMから引用すると、『金属の板や棒を金槌で打ち叩き成形する』、

要はペラッペラの2次元の金属を金槌で叩く事で3次元の立体にしていく、っていう技法なんだけど、

多分、言葉より実際に見た方が何十倍もしっくり来るし、

そもそも、ちょっと齧った位で作れるレベルを遥かに凌駕してる方の作品なので、そういう知識はうっちゃって見た方が良いんじゃないかと思う。

とにかく作り込みがハンパない。そして、可愛い。

 

しかも、気さくに、触っても持ってもOK!写真も撮って良いよという許可を頂いたり。

子ペンギンちゃん達など、

ゴスロリちゃんはふくよかさん、という話の流れから、

わざわざ台座から集合させて写真を撮らせて頂いたり。

風船の子のお尻が可愛かったり。

…しかし、気付けばペンギンさんしか撮ってないな…。

他にもわんことかカエルちゃんとかの作品も飾られていて、とても賑やかだった。

 

まるで粘土や革の様に柔軟そうに見えるけど、全部硬くてガッシリした金属なので、ぜひ一目見て頂けたらと願う。

 

ーーーーーーーーーー
「嵯峨 卓 鍛金彫刻展」
2018.8.22(水)〜2018.8.27(月)
10:00〜19:00(最終日は〜16:30まで)
場所/仙台三越 本館7Fアートギャラリー(tel 022-225-7111)

ーーーーーーーーーー

| 展示レポート | 14:12 | - | - | pookmark | 昨年の記事
ちょこっと展示巡り。

合間を見て、気になっていた展示を見に行って来た。

まずは、猫好きさんには堪らない、「岩合光昭の世界ネコ歩き写真展」へ。


場所は、花巻市土沢の「萬(よろず)鉄五郎美術館」。
言わずと知れた動物写真家、「岩合光昭の世界ネコ歩き」という番組の写真展だ。
人よりもウチのネコがよく見てます、という噂をよく聞く、猫同士にも人気のこの番組。
朝、早い時間に行ったにも関わらず、既にちらほらと賑わっている。

猫好きな方にはもちろんおすすめだけど、
岩合さんの写真は、万物を愛していて、その中心に猫が居る。みたいな写真を撮る方なので、
普通に写真が好き、という人にもおすすめだと思う。
本の他、グッズも充実して置いてあったので、猫好きさんは財布の紐にご注意あれ。


チケットが型抜きになってて可愛いので、そこのセンスも凄く良いと思う。

それと、「萬(よろず)鉄五郎美術館」お隣の八丁土蔵ギャラリーでは、「溝口 昭彦 展」が開催中。

ドローイングに組み合わされた立体物やランプなどが、時折動いたり点灯したりして、無音の空間に独自の存在感を放っている。
現代美術らしい、考えずに感じるタイプの展示なので、心静かに作品と対峙してみるのも面白い。
個人的には、今はガラクタに感じてしまう様な、子供の頃の宝物を丁寧に拾い集めて今も大切にしている感覚を思い起こさせる展示だった。
ピタゴラスイッチとか、2355の1 minite galleryとか好きな人はハマりそう。

そして、マリオス4Fで9月2日まで開催中の、「MINIATURE LIFE展」へ。


ミニチュア写真家・田中達也さんの写真展だ。
作品の多くが写真撮影・SNS投稿可な事と、夏休みという時期もあり、
小さな子供連れ、家族連れの人達が多くて賑やかだ。

色々な物体をユーモア溢れる想像で見立てた、プチ遊園地の様な楽しい写真展。
平面の写真が中心、かと思いきや、

展示されている作品の額の端に、その作品にそったミニチュアが配されていたり、

実際にミニチュアのジオラマが再現されていて、自由に写真が撮れるコーナーがあったりと、

小人が隠れている、みたいな、探索心をくすぐられる配置の仕方が楽しかった。

それと、展示の出口の物販では、
これでもかという位、食品サンプルやらミニチュアキットやらが売られているので、好きな人は心して行った方が良いかも。

どちらの展示も開催期間が長めなので、お盆明けのお出掛けでも大丈夫。

気になる方は、ぜひ。

| 展示レポート | 22:40 | - | - | pookmark |
宣伝がてらの展示巡り。

DM配りがてら、そこここを巡って来た。

 

まずは盛岡町家物語館の中にある、「カフェDOMA」さんへ。

marimariさんの個展、「marimari・euphoria展」の最終日だったので、ご挨拶しつつぐるーっと一巡り。

マーブリングの様な、境の不明瞭な色彩の広がる世界や、ジグジグとした線の走る平面作品の他、

何だかとっても愛嬌のある、布製の彫刻(しかも思う存分触らせて頂けた!)もあって、

人の日常の淡い感情を、そのまま抽象的に存在させた様な作品達だった。

 

ちなみに、「カフェDOMA」さんの次回の展示は、「深澤口知美 絵画展 山に棲む」だ。

DMでは、水墨画の様な佇まいに、不思議な生き物が顔を覗かせている。

こちらは来週末から。

 

ーーーーーーーーーー
「深澤口知美 絵画展 山に棲む」

2018.6.30(土)〜2018.7.29(日)
11:00〜16:00(カフェ営業時間外の観覧も可(9:00〜19:00)/最終日17時まで)
場所/盛岡町家物語館 カフェDOMA
ーーーーーーーーーー

 

そして、旧石井県令邸さんに。

蔦がムックの様にもじゃもじゃの県令邸は、ちょうど薔薇が見頃でいい香りを放っていた。

 

明日25日からは「ハナムケノコトバ」・しもかわらさとこさんの展示があるそうだ。

こちらもちょっと楽しみ。

 

ーーーーーーーーーー
「ハナムケノコトバ」 しもかわらさとこ展
2018.6.25(月)〜2018.7.1(日)
11:00〜18:00(入室締切 閉館30分前/最終日16時まで)
場所/旧石井県令邸
ーーーーーーーーーー
 

その後もふらっとDMをお願いしつつ、「ひめくり」さんで開催中の「初夏をいろどる三人展」へ。

瑞々しく、爽やかで気配りを感じさせる、陶器と版画とこぎん刺しの作品展だ。

個人的には、ハリノヲト植木友子さんのこぎん刺しの作品が気になった。

いかにもな幾何学の布物に混じって、よーく見るとこけしや南部鉄器、さくらんぼなどの愛らしい図柄の作品も飾られている。

何でも、こぎん刺しの技法を使ってオリジナルの図柄を刺せる方らしい。

さりげなく、しかしながら目を惹く感じのバランスが絶妙だと思った。

気になる方は、ぜひ。

 

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「初夏をいろどる三人展」

斉藤幸代×伊藤由美子×ハリノヲト植木友子
2018.6.22(金)〜2018.7.3(火)
10:30〜18:30(6月28日(火)・休/最終日16時まで)
場所/ひめくり
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そして、行く場所行く場所で、知ってる方々に多く会い、思いの外DMが拡散出来てきた。

おはすさんにも大量にお送りしたので、沿岸地域にもお目見えする筈。

もう少しお願いしたらDMのお送り先も紹介するので、お見かけの際はどうぞよろしゅう。

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